当会の取り組みや犬に関連する情報を発信する『ワンワンの日』。新しい環境が始まる4月にちなんで、犬が人間社会に慣れていくための社会化についてご紹介します。
犬が人間社会で楽しく落ち着いて過ごしていくために社会化はとても重要なことです。犬は、色々な物を見る・聴く・感じることで、様々な環境に慣れていくことができます。社会化がされていない犬は、色々な物を恐がったり、ストレスに感じてしまったりする事が多く出てくる可能性があります。もちろん、犬にも持って生まれた性質があるので、経験したからといってすべての物に慣れるわけではありません。無理強いすることなく、その犬に合わせたペースで、ご褒美をあげて褒めながら、徐々に苦手な物に慣らしていきましょう。
協会の犬たちもパピーホームさん、協会ボランティアさん、そして職員が色々な経験をさせています。では、具体的に社会化はどんな事をするのかをご紹介しましよう。
1、足場の社会化
砂場や芝生、階段、不安定な台の上など、様々な足場を歩かせます。色々な足場に慣らすことで、身体のバランスをとるのも上手になります。
2、環境への社会化
高架下、踏切の近く、人混み、公園など、さまざまな所へ連れて行き、いろいろな音や物に触れさせてあげます。
3、人や動物への社会化
老若男女、眼鏡をかけている人、傘をさしている人、帽子をかぶっている人、さまざまな人や動物と触れ合います。
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4月11日現在、当会にはパピー31頭、訓練犬7頭が所属しています。
皆さまからの温かいご支援をお願いいたします。
『介助犬プチ募金箱』の新しいデザインができました。
ぜひご利用ください!
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