Assistance Dogs International(ADI)とは、世界約30カ国 約150の非営利の補助犬の育成団体で構成される国際連合です。ADIの認可団体となるためには、書類審査を通過し、ADIから派遣される査察官による査察を受け、認定審査委員会にて承認を受ける必要があります。2019年に書類審査を通過し、査察日程が決まったところでコロナ禍に突入するという事態になり、約3年の待機期間を経て、2022年11月にようやく査察に来ていただくことができました。
イギリスの盲導犬協会から来られた査察官のDavid Bailey氏には3日間にわたって施設設備、犬たちの様子、トレーニングの様子、合同訓練の様子を見ていただき、その他ユーザーさん、ボランティアさん、役職員へのインタビュー、財務・労務等の運営に関わる書類の確認等々、協会の全てを見ていただきました。
この度、査察を経て認可団体として承認されたことは協会スタッフはもとより、役員、ボランティアさん、その他多くの協会を支えてくださる皆さまと共に、真面目に誠実に活動を続けてきたことを認めていただけた結果だと受け止めています。これまでずっと一緒に歩んできてくださった皆様に感謝しています。今後、国際的にも認められる質の高い育成事業者としてより良い活動を目指して参ります。